『中国知識産権報』:ABB社の主張が支持されぬ、初審決で中聯に343万元を賠償
本報報道(記者楊強 肖峰北京報道)近日、アセア・ブラウン・ボベリ有限公司(下記にてABB社と略称する)は中聯知識産権調査中心(下記にて中聯と略称する)が両社締結した商標権利侵害調査の代理契約を違反したことを起訴した件は、北京市第二中級人民法院で初審結審となった(本紙は3月19日にて関連報道もした)。該事件審理中にて、中聯は反訴を提起し、ABB社が343万元の代理費用を支払うべきだと主張し、当該主張が法院から支持を得た。同時に、法院は原告のABB社の訴訟請求を断った。
この前、ABB社は中聯を起訴し、中聯が両社締結の契約に従い相応な義務を履行しなかったし、かえって偽造の案件でABB社に調査や権利保護の費用を請求したと称しながら、中聯がABB社に669万元の経済損失を賠償すべきだと法院に主張した。これに対して、ABB社が起訴にて称した諸事情は存在しなく、それらの称した事件における当事者の一人としての李氏は中聯の外国駐在の社員だったが、李氏のABB社に対する商標権利侵害行為は全て個人行為であり、中聯とは関係がなく、しかも中聯もその経緯を知らなかったため、李氏本人及びその個人会社に法律責任を負わせるべきだと中聯は答弁した。
また、ABB社が2006年から代理受託完成の案件の代理費用を滞納しているが、その内ABB社中国区責任者が既に署名し確認した費用も含め、ABB社が中聯に343万元余りの代理費用を支払うべきだと中聯は反訴にて称した。
法院は審理により、ABB社が称した中聯の契約違反の事情は確かに李氏の個人行為であり、ABB社が提供した証拠も双方契約履行中に中聯の違法行為が存在していたことを証明できないことが明らかになった。従って、法院は本件におけるABB社の全ての訴求を断ったとともに、ABB社が中聯に未払いの343万元余りのサービス費用を支払わなければならないことを判決した。
その判決結果に対して、中聯の関係責任者は記者会見で、法院の判決結果を尊重し、これから社員に対する管理をより重視して、このような事件は二度と発生しないようと語った。
ABB社のある責任者は、判決結果に対して、上訴要否を考慮していると言った。
ニュース出所:『中国知識産権報』2010年7月9日“商標週刊” http://www.cipnews.com.cn/showArticle.asp?Articleid=16399